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普及なるか電力線通信(PLC)
電力線搬送通信(Power Line Communicationsの略でPLC とも呼ばれる)とは、電気の配線(電灯線)を通信回線として利用する技術です。
企業や家庭内の電源コンセントを使って、高速インターネット接続ができるというものです。
総務省は今月上旬にも省令を改正し、機器メーカーやサービス提供会社の審査を行い許可が下りれば11月頃からサービスが開始されるようです。
解禁されるのは、屋内に限ってということですから、屋外から屋内へは、既設の光ファイバーやADSLを利用する必要があります。
屋内で利用する無線LANよりも通信速度が速く、電波が数十メートルしか届かない無線LANとは違って、コンセントがあればフロアが違っても利用できる点が優れています。
さらに、配線が不要という利点がありますが、配電盤には工事も必要で、かつ有資格者しか工事ができず導入にはモデム費用も合わさり数万円の負担が生じます。
一方、屋内の家電機器の稼働状況によっては、通信速度が遅くなるといった弊害があることや、屋内のあらゆる電力線から発生する漏洩電波により、屋内ではラジオなどが聞きづらくなるといった問題も想定されます。
海外においては、漏洩電磁波の問題から、PLCは試験サービスや地域限定での商用サービスに限定されて許可されているのが現状です。
総務省は、電波漏れを制限する基準を海外に比べて厳しく設定したということですが、日本においてはとこまで普及するのでしょうか。



